素麺は差し水するとめっちゃ美味い

素麺は差し水するとめっちゃ美味い。

 

夜半の読書。突然素麺が食べたくなる。

夜ご飯は白米と鯖の味噌煮と大根の味噌汁。ちゃんと食べた。でもとにかく素麺食べたい。

立ち上がるのも面倒くさがるわたしが。立ち上がってしまい込まれた素麺を探して、鍋を出し、火にかけて沸騰させた水で乾いた素麺をわざわざ茹で、水に潜らせて冷やし、麺つゆを用意して食べ、あとに残る片付けまで覚悟するくらい食べたかった。

鍋一つで手抜き飯! とかいうキャッチコピーとは相容れない。手抜き飯は、タッパーに水とパスタを入れてレンチンするやつのことだ。自炊派は無条件で尊敬する。

とにかく台所に立たない女だ。台所に立つときは概ね「9:1=酒作り:つまみ作り」だ。酒も飲んでないのに火を使うなんてことは一年に何度もない。

それくらい面倒くさいけど、食べたいから、仕方なく茹でる。なんか貰い物っぽいよさげな素麺があったので、ちょっとだけテンションが上がる。

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木箱に入ってる素麺、絶対美味しくない?

 

沸騰したお湯に素麺入れて柔らかくなったらあげる。素麺はそういうものだ。わざわざ茹で時間を測ったりしないし、まして茹で方を調べたりなどしない。

と思いきや。

入ってた紙に茹で方が書いてあった。差し水とは煮立ったお湯に半カップの水を入れて、煮立ちを沈めるやつらしい。f:id:Klsympty:20191024004537j:image

へえ。なるほどね。

 

で、言われた通りにやってみる。水をダバダバ流しながら冷やし、カツオで贅沢2回だしの追い鰹麺つゆを水と1:1で割る。と言いつつ水は少なめに。ちょっと濃いめのつゆに、サッとくぐらせるのが好みである。あー、万能ネギの買い置きがないのが惜しい。でも素麺は差し水するとめっちゃ美味かった。

 

 

ここまで書いて、差し水は常識だったらどうしようかな、と思っているガサツ人間。おやすみなさい。